▼まめ知識 ▼独り言
デザイナーなら本を読め! たくさんの情報を誰よりも吸収した者だけが生き残れる!
私が利用している レンタルサーバー! 月々875円。 是非、ご検討ください。
ここでは印刷技術のお話ではありません。もし、印刷技術を知りたいのなら、専門書を読むなり、印刷会社へ見学に行った方が「百聞は一見に如かず」です。 実際に私が印刷会社を見学したり参考書などを読んだりして感じたことを説明しますが、こうしてる間にも最新技術は発達しているので、参考程度にお読み下さい。 よく絵の具で絵を描くとき 薄い色から描き始めますよね。印刷もY、C、M、Kと薄い色から刷られることが多いのですが、印刷会社によってはスミ(K)から刷る場合もあるのです。注意をしなければいけません。刷り順によって発色が異なるからです。 いい加減な印刷会社も珍しくないので本当に注意しましょう。 発色の違いと言えば、色の%です。今やDTPが主流となりましたが、昔、色指示をしていたころには考えもしなかったコンマ数%指示です。 当初、フィルムは5%、10%、20%、30%と最初の5%以外10%刻みでしか表現できませんでした。今では5%、10%、15%、20%、25%、30%と5%刻みまで表現できますが、7%、9%、13.3%など微妙な%は色転びしやすいので注意しましょう。 その他、グラデーションってよく使いますよね。イラストレーターでもフォトショップでもクオークでも。しかし、実際に印刷したら階調が綺麗ににいかず、途中で境目が解っちゃうなんてことありませんでしたか? この場合のほとんどの原因はスミ(K)なのです。これを回避する方法はグラデーションにスミ(K)を使わないことです。 バック画像としてフォトショップでグラデーションを使用したい場合にはわずかに「ノイズ」をかけて回避しましょう。そうすれば、スミ(K)が入っていても大丈夫です。 イラストレーターの場合にはもうお手上げです。グラデーション部分だけフォトショップで作り直すか、スミ(K)を使わない色に変更するしかありません。 ポスターなどの広い面積に使用する場合なんかは泣きますね。画像にしたらかなり重くなりますからアタリ処理して印刷会社に貼り直してもらいましょう。 もちろん、スミなしであればイラストレーターで表現した方が軽くて済みますけどね(笑
目次に戻る